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2017.3.9-4.8    SAORI HASEGAWA   SOLO EXHIBITION      /    Gallery LVS ・Korea

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長谷川彩織1992年生。埼玉県の出身で多摩美術大学を卒業し、同大学院の修士課程を修了した。長谷川は2016年、韓国で9年間開かれているアジア作家を紹介するASYAAF (Asian Students and Young Artists Art Festival)という国際展を通して、初めて国際展に参加し、多数の作品を公開した。

長谷川彩織は身の回りの風景を記録する。作品の中の背景は、作家が居住している埼玉県入間市の風景で、作品の素材はあの地域の建物と植物である。素材を表現する技法はリアリズムに基づいているが、意図的な重畳と曇り、強烈な対比と強調、開放的な配置で超現実な雰囲気が醸され、画面に緊張感が現れる。

作家は、植物を建物の隣にこっそりと出したり、或いは、慣れすぎて存在を認識していなかった風景の中に、今にも飛び出すように画面の前面に配置する。相変わらず私たちの周辺にこっそりと存在していて、通り過ぎてしまったものが目の前を立ちはだかり、自然に流れ行く意識を遮る。このように見落としやすい認識の流れを露出させ、毎日繰り返される日常を、目新しい日常として対面できる機会を与える。

最近、平面作業をするアーチィストの悩みは、平面の限界を超え、平面絵画が進むべき道を、模索することである。作業に当たる長谷川の態度もそうである。このような難問を抱えて、無意識で通り過ぎてしまうものを、事実的な表現を通して、キャンバスの上に実存する物で呼び起こし、平面の地平を広げていく。

作家は、直接に絵を絵描く行動を取っているが、何かを見ながら絵を描く時、意識と目、手の向きはまちまちだと話す。目の前にある絵と対面する時、作家の意識と考えは絵と向き合っているように見えても、作家と絵の間に、多様な層位の考えが漂うことになる。この状況は私たちが何かする時、集中していると思っていても実際には、自然な意識の流れによって、どこかで別の考えがいきなり飛び出す経験と同じような現象だと考える。作家はこのような意識が行動に留まり、軈て何処か他の次元で移動してまた戻って来る、この現象を視覚化させ、平面絵画が持っている潜在力を極大化している。

活動の足跡は長いとは言えないが、多数の個展とグループ展、受賞経歴を通じて順々に立場を固めていて、今後の成長か期待される作家である。

(Gallery LVS&CRAFT Hyein KIM)

 

갤러리LVS (신사동)2017년 상반기 일본 신진작가 하세가와 사오리의 국내 첫 개인전시를 개최하였다하세가와 사오리는1992년 일본 사이타마현 출생으로 일본의 타마미술대학(Tama Art University)을 거쳐 동대학원을 수료하였다작가는 지난해 2016ASYAAF (Asian Students and Young Artists Art Festival) 전시를통해처음국제전시에참가하였으며한국에서다수의작품을선보인바있다.

하세가와사오리는근처의풍경을기록한다모든그림배경은작가가거주하고있는사이타마현이루마시(埼玉県入間市일본관동지방중서부에위치도쿄와인접)풍경들로작품의소재는지역의건물과식물들이다소재에대한표현방식은사실적이지만의도적인중첩과흐림강렬한대비로인하여화면에공간감이강조되고개방적인배치들이생겨나게된다이러한기법으로인하여초현실적인분위기가조성되고화면에긴장감이생겨난다
작가는건물옆에소리없이자라나거나혹은너무익숙해서존재를인식하지못해왔던식물들을화면에당장이라도튀어나올듯이전면에배치한다시각적으로인지를했더라도익숙하고흔하여잊고지나가는것들이눈앞의풍경을가로막고일상적으로흘러가는의식의흐름을방해한다이렇듯우리의잊혀진인식의흐름을노출시키며지루하고습관적인일상에대해새로운대면의기회를제공하는것이다.

최근의평면작업을하는작가들의화두는평면회화가모색해야길을찾는것이었다작업에임하는작가의태도또한그러하다흐름속에서작가는평면의회화를통해무의식속에스쳐지나가는것들을사실적인실제소재를통해불러일으킨다작가는직접그림을그리고있지만무언가를보고그릴때의의식과손의방향은각기다르다고표현한다눈앞에그림을대할작가의의식과생각은그림에몰두하기보다는다양한층위의생각들의떠다니며이는우리가어떤일을단지일만을생각하기보다는자연스러운의식에흐름에따라의식여기저기서다른생각들이뜬금없이튀어나오는경험을일상적으로하고있는것과같은맥락이라고있다작가는그러한의식이행동에머물다가어딘가다른차원으로이동하고다시돌아오고하는상황을시각화함으로써평면회화가지니는힘을만들어가고있다.

활동 기간은 오래되지 않은 젊은 작가이지만다수의 개인전과 그룹전수상경력을 통해 차근차근 입지를 다져나가고 있으며 앞으로의 성장이 기대되는 작가이다.

 

(갤러리LVS&CRAFT 김혜인)

 

 

JINEN GALLERY

2018.7.24-29

長谷川彩織 個展

FURYU GALLERY

2018.11.30-12.5

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